このアプリは、撮影した位置座標、目標物への方位角、仰俯角情報を取得することができるカメラアプリです。
現地調査などの仕事にとても向いているカメラです。
まずびっくりするのが、このカメラにはシャッターがありません。シャッターボタンは表示されているプレビュー画像全体となっています。
さて、これまでのカメラは座標を取得することができても、どの方向を向いて撮影したのかわかりませんでした。
このカメラは、特別な操作なしで、ワンタッチで座標と方位と日時と画像のファイル名、そしてなんと仰俯角までが記録され、そのデータをメールでCSV形式で送信できます(Send CSV)。このCSVデータを使えば、QGISなどのGISソフトを使って、PC上に撮影位置や方向や写真を一括表示することもできるようになると思います。2、3枚撮影して、Send CSVでメール送信してみると内容がわかると思います。
さて、ときどきGPSは電波状況によっては正確な座標値を取得することができません。そういうときは、GPSを一時停止(Pause GPS)して地図上で座標を取得することもできます。地図の中心位置を現在の正しい位置にセットします。
また、撮影する際には、オートモードというものもあります。通常はマニュアルモードですが、オートモードに変更(Change Mode)すると一定間隔ごとや方向や仰俯角に大きな変更があったときに自動でシャッターが切られ、情報が記録されます。これは、車に固定したりしてノータッチで撮影するときに役に立つと思います。
そして、最後にPhotoList。これは撮影した写真の情報をみるときに使用します。地図の矢印をタップしても写真がみれますし、写真の左右の矢印をタップしても見ることができます。
円滑な写真整理と正確な調査結果取得のために、ご利用いただければと思います。
(注意点)
・端末は縦の状態で撮影しないと、方位角と仰俯角に正しい値がセットされません。
・写真の解像度はW720×H1280です。